マネージャーとして信頼されるために

ベトナム現地法人(TOYO TAPER CO., LTD)ジェネラルマネージャー ハイさん

東洋工芸は日本国内に留まらず、社名の「東洋」にあるとおり、東アジア・東南アジアにおいてもビジネス開発をすすめ、強力な基盤を構築しています。
その拠点の要となっているのが、ベトナムの現地法人TOYO TAPER Co., Ltd(以下、トーヨーテーパーと表記)です。
今回ご紹介するのはトーヨーテーパーでGeneral Managerを務めるHaiさん。
Haiさんは設立時から中核的な存在として経理業務やカスタマーサービスなど多岐にわたって活躍しています。

ベトナム現地法人(TOYO TAPER CO.,LTD)について

トーヨーテーパーとベトナム市場におけるポテンシャル

トーヨーテーパーは2015年に設立され、翌年からオフィス家具の販売を開始しました。立ち上げ直後は新規顧客の獲得に苦労しましたが、2018年頃からは販売目標を達成し、現在も顧客数は増加傾向にあります。
従来、お問い合わせをいただくのは、ベトナムに進出している日本企業が中心でしたが、近年はベトナムにオフィスや工場を新設する海外企業も増えています。
より良いオフィス環境を重視して、オフィスインテリアやデザインにこだわるなど、高品質なものが好まれる傾向にあり、今後も需要が増えていくと思います。
また、トーヨーテーパーはオフィスチェアだけでなく、デスクやキャビネットなどの幅広いオフィス家具を取り揃えているため、ワンストップで提供できる強みがあります。
ベトナムで製造している製品が多いですが、一部は日本や台湾で製造したものを輸入しているケースもあります。いずれの場所で製造されたとしても、全て日本の製造基準に則っているため、品質の高さもご評価いただいています。

マネージャーとして信頼されるために

私はジェネラルマネージャーとして社内の経理業務からお客様やサプライヤーとのやり取りのみならず、政府との交渉まで幅広い業務を担当していますので、トーヨーテーパー内で何がどう動いているのか全て把握しているつもりです。
このような役割の中で大切だと思うのは、調整力、交渉力、時間管理力などのスキルです。なぜならば、立場の異なるステークホルダーとの様々なコミュニケーションが発生するからです。
例えば、サプライヤーからの納期が遅れそうなとき、サプライヤーと折衝するだけでなく、お客様ともお話しをする必要があります。このような細やかな調整や交渉を経て、お客様やサプライヤーと関係性を深めることで、信頼が生まれるのだと思っています。

社内では、いわゆる「報・連・相(報告、連絡、相談)」を大事にしています。
また、社内のチームワークも大切にしていますので、「聴くこと」を意識しています。周りの声を聴くことで、適時にサポートし、仕事上でもプライベートでも、悩みや相談を聞き続ければ、信頼につながると思っています。
私も悩むことがあれば、些細なことでもすぐに社長と相談するようにしています。これも「報・連・相」ですね。

休日を楽しむハイさんファミリー

トーヨーテーパーでのワークライフバランス

私生活においては1歳の子どもがいます。トーヨーテーパーは社員としても、母親としても私をサポートしてくれています。私だけでなく他の社員も家庭の事情を配慮して、働く時間に柔軟性を持つことができています。
現時点では子育て中の社員は私だけですが、今後もし子どもを持ちたいと思う社員が出てきたとしても安心して働ける環境だと思います。

トーヨーテーパーの未来に込める想いとは

トーヨーテーパーで働いていて一番うれしいと感じるのは、チーム一丸となってプロジェクトを達成したときです。
今後5年後、10年後にはもっと社員が増えて、トーヨーテーパーがより大きく発展していればいいなと思いますし、そうなるように日々がんばっています。

2024年3月掲載